ホンモノのエンジニアになりたい

ITやビジネス、テクノロジーの話を中心とした雑記ブログです。

コインチェックの事件について、ちょっと違和感があります。

インチェックの事件について、ちょっと違和感を感じ始めているので思ったことを綴ろうかなと思います。

 

先に書いておきますが、このエントリ中ではだいぶ穿ったモノの見方をしています。素直に公開された情報で一喜一憂しとれやという方は見ないでください。また私はNEM買ってません。なので、賭けてなくてリスクを一切保有してないくせに口だけは出す立場で書いていますのでご承知おきを。

 

 

 私が感じている違和感は、

なんか展開早すぎませんか?

という話。

 

対応が早ければ被害者の方も安心するだろうと思います。パクられた仮想通貨をあっちこっち持っていかれたら追跡するのは非常に難しい事だと想像します。なので対応は早ければ早い方がいいのでしょう。

 

でもここに違和感があるんですよ。

 

1/26

12:00~13:00
NEM入金制限、XEM売買停止、XEM出金停止

 

16:30
インチェック社のすべての仮想通貨の出金停止

 

17:30
BTC以外のすべての仮想通貨の売買停止

 

ここら辺までは以下のオフィシャルブログで確認できた。

【重要】NEMを始めとした取扱通貨について | Coincheck(コインチェック)

 

20:30
NEM財団のトップが全面協力をツイート

 

23:30
記者会見

 

こんなのもあった。これが1/26の5時ごろのツイート。NEMの活動に協力している人?監視している人?ネットで取り上げられていますが水無さん。 

 

 

私のように裏の裏を読んで失敗するタイプの人間は、「なんか早すぎないか?」と思ってしまう訳です。

私が全ての情報を頑張って集めている訳じゃないのと、すべての情報が公開されているとは限らないことから、まぁ邪推の域ではあるんですが、何かしら仕組まれていたのではないか、と。

 

会見の動画を見ましたが、あの社長は何となく他人事というか、「やっちまった感」と言いますか、悲壮感ですかね、そういう負の感情が見えなかったんですね。

 

そこからの推測、もとい邪推ですが、

・元々他人の感情や気持ちに関心がないタイプの人(twitterカイジ発言)

・ユーザとの契約ではやられた分は補償しない契約だから開き直った

・被害者アピール

・感情的になる理由がない

(泣けばいいわけではないですが、適度な泣きや自分の不甲斐なさを悔いる発言は日本では有効に働く場合が多い)

 

ということなどが考えられます。

他には、「大変な事をしてしまった。すいません。すいません。。。」と言ったりそういう態度をとらないことで周りから「何かおかしくね?」と思われても問題無い状況にあるということ。

 

まぁつまり計画通りに事が進んでいて、世間向けの儀式として会見をやっているパターンですかね。それにしても当日中に会見を開くのは早い気がする。案の定と言うか、まともに質問に回答できてなかったですし。

 

裏の裏まで読む人間からすると、あの意味合いの薄い会見にどんな意味があって、何のために開いたんだろうと考えてしまいます。

トンズラしなかったということは、まだ未来を見ている感じもするんですよ。何かしらのトリガーで表舞台に戻る気持ちがあるような感じが。

でも普通に考えたら、「500億の顧客資産を吹っ飛ばしました。クラッキングなので補償外です。以上。」で終わるわけが無く、今後も債権者(になるんですかね?)からの突き上げは簡単には止まないはずです。

法的に法人は死亡ということになったとしても、会見に出てきた人たちは一生表舞台には立てないだろうと思います。

 

トンズラして社会的に追われるよりも、正面から被害者アピールをする方が得策だと判断したのか?

だとしても、やはり被害者数の規模感もわからない状態で会見するってどういう意図なのか?

「500億クラッキングされた恐れがあります。情報を確認しています。週明けに会見を予定しています。」というWEB上のアナウンスじゃだめだったのか。WEBで概要を公表して、裏では警察や金融庁に届け出を出したり、独自の追跡活動をするじゃだめなのか?

なんで大した情報も出せない状態で会見を行ったのか疑問です。

 

 

話は戻りますが、こんな早い展開で問題解決にNEM財団や日本人ホワイトハッカーが出てきて迅速に協力を表明したり、犯人(?)の追跡をやったりして誰にどんな得なことがあるんでしょうかと考えました。

これは純粋に問題解決に全力を注いでいるとも見えますが、

 

仮想通貨としてのNEMの強さを印象付ける

NEM自体に負の印象を持たれると困る

 

ってーことなのではないだろうか。

 

私は今回の事件までNEMの存在は知りませんでした。元々あまり実態の無いモノが好きではないので、仮想通貨に対してはビットコインイーサリアムを知っている程度。ブロックチェーンは概要の理解程度です。

 

そんな私を含め、世間がNEMという仮想通貨を今回の事件を通して認識したと。しかも発表の当日に救世主的なホワイトハッカーが出現して、NEM財団も協力することを表明したと。

 

まるで映画みたいなストーリー。なんか匂いますねぇ

 

これNEMか、もしくはその周辺や背後にいる大魔王バーン的な存在がいて・・・

既にエグイ事は書いてますが、何かこれ以上は言語化したくないのでやめておきます。

 

 

世間にはどんな美談でも疑ってかかる人はいるものです。

問題に対して全力で取り組んだとか、最も合理的な方法で問題解決にあたったとか、そういう取り組みの結果として、たまたま胡散臭い結果になってしまう事というのは往々にあります。

 

今回がそういう形に落ち着くかはまだわかりませんが、この問題を悪質なクラッカーvs.日本人ホワイトハッカー(救世主)という今フォーカスが当たっている単純な図式だけで見ていると何か見落としてしまいそうな気がしましたので、深夜に思う所を敢えて正直に書いてみました。

 

胡散臭いなと心に思っているのは正直なところですが、問題が解決されればそれが一番良いことだとも思っている次第であります。

 

以上