ホンモノのエンジニアになりたい

ITやビジネス、テクノロジーの話を中心とした雑記ブログです。

若手SEは本屋に行くべき。私は本屋が好きです。

ポエムを書きたいわけではありません。
若手SEが本屋に行くべきだと思う理由を綴るエントリです。

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もくじ

 

このエントリの背景と目的

 内容はずばりタイトルの通り、「若手SEは本屋に行くべき」です。

 またダラダラと長い記事になってしまいましたが、ポイントは「SE」に向けた内容という点です。SIerのSEは1つのプロジェクトに年単位でアサインされたり、組織の関係で同じ技術・製品を扱い続けることが多いです。それによって世間知らずなSEというのが非常に多く量産されているのが現状です。

 SI業界が大きくなって今の形となったのはここ20~30年ほどですから、まだまだ伝統ある業界ではないですし、扱っているモノの関係上、変化も非常に大きい。1人のエンジニアのキャリアパスが先輩と同じ道を辿れるほど安定したものではないんですね。となると、ここ10年ほどのSI業界の採用で続けられている、コンピュータサイエンスを学んでいない人、技術に拘るほど好きじゃない人は今後どうなってしまうのか。

 これは私にはわかりません。根拠を持って断言できる人もいないでしょう。そうなるとSEに出来ることは自身の市場における価値を最大化することに尽きると考えています。

 その中でSEが出来る自分の価値を高める方法は、知識を増やし周囲との差別化を図る事です。そのための手段の1つとして、本屋を利用することを紹介したいと思いました。

本エントリでは本屋で情報を集めるという趣旨の内容を書いていますが、過度な立ち読みや、写真を撮るなどの迷惑行為を推奨しているわけではありません。色々見てみて気に入った本があればちゃんと購入しましょう。

 

本屋で情報を集めるメリット

一覧性とクオリティ

 本屋に行くことのメリットは一覧性の高さです。本屋の持つ一覧性の高さを超える媒体は他には無いと思います。コンピュータコーナーに行けば視界いっぱいに技術書が並んでいます。しかも目の前にあるコンテンツは全てが有料コンテンツなんですね。そして本屋に足を運んだ人だけが、ほぼ制限なく試し読みができるんです。それに本屋に置いてある本というのは、出版社がマーケティングを行ってその分野の書籍を出版する価値があると判断したものになるので、需要のある技術テーマとなります。数冊しか置いてなければ需要はあるけどそこまで必要とされていないとか、棚の1段を丸々使っているからやる価値があるという判断もできます。

 技術テーマ自体の市場価値を計れて、しかも目の前にあるのはお金を払わないとみることが出来ない有料コンテンツのみです。これを利用しない理由は私には見つかりません。

 中堅~大手SIerの若手SEは積極的に利用するのがいいと思います。それこそ週1以上で通って仕事で使っている技術やその周辺技術の調査をすることは大きな価値があると思います。勿論、これだ!と思う書籍があったら購入してくださいね。

 

気になっていたあのキーワード

 メリットの2つ目は「気になっていたあのキーワード」です。誰かが作ったドキュメントから必要となる情報を参照する時だったり、技術用語をググった時だったり、知りたい情報の周辺に転がっている見たことのない聞いたこともないキーワードがあったりします。文脈からそれが本質的な意味を持つと推測される場合は当然その言葉を調べると思いますが、関係性が見いだせなかったら調べないですよね。

 こうして一瞬脳内メモリに入ったけど、すぐに捨てられてしまった情報を本屋で調べることができます。私の経験からの一例ですが、あるWebサイトを調べる必要があって、色々とみている中でWebサーバがnginx(エンジンエックスと読みます)だったんですね。その時はサイトで稼働しているWebサーバプログラム自体を知ることが目的ではなかったので、「ん、んじんくす?まぁApacheの親戚じゃないかなぁ」くらいで流していたんですが、ふと本屋に行ったときにnginxの書籍があって、「そうそうこれ見た、これ何なの?勉強したほうがいいかな?」と思って手に取ってみたという経験があります。

 SIerのSEは(技術的な意味で)自分たちの世界にこもる傾向があります。そしてどれくらい外の世界とコミュニケーションをとればいいかの指標なんて無いので、とりあえず自分たちは今より外の世界を見なければいけないと認識したほうがいいです。

  

流行りの技術

 本屋に行けば流行りの技術が大まかにわかります。例えば、ここ1年くらいですかね、機械学習、AI界隈が流行ってきていて、一時期はシンギュラリティ関連の書籍が本屋の目立つ位置に置かれていました。エンジニアとして押さえておかないといけない技術的な話という意味でもそうなんですが、世間一般でもてはやされているIT用語はエンジニア以外も興味を持つもので、読み物として非エンジニア向けの書籍があったりします。こういうキーワードは押さえておかないと「SEのくせに〇〇も知らないやつ。」という無様な烙印を押されることになります。また反対に何を聞いても、技術的な内容をかみ砕いて教えてくれて、本人の意見も合わせて言えるSEはお客さんからの信頼を得やすいです。

 

仕事の改善のヒントが転がっている

 あまり大層な事を言いたいわけではありません。何気なくポケットリファレンスなどの辞書的な書籍をパラパラみていると、今まで知らなかったすごく便利なコマンドを発見できたりします。あとはクックブックなどは目次だけでも見てみると、自身の業務に応用できそうなものがあったり、直接仕事を楽にしてくれるヒントが転がっています。

 

 というわけで皆さん本屋にいきましょう。

 

おわり