この記事を読みました。
リンク切れになっていたのでざっくりとまとめます。
- Oracle Open World 2017でいっぱい人が集まりました
- 次代のOracle Database 18cでは機械学習を取り入れて必要なリソースを柔軟に拡張したり、縮減できたりします。何てElastic(弾力的、しなやか)なんだろう。AWS EC2?どこがElasticやねん。
- Oracleの契約書にAWSの半額で提供すると宣言。半額でも余裕だぜ
という感じの記事でした。
私の今までのOracleに対するイメージは、あまりいいものではありません。
例えば、このあたり。
・恒例の値上げ
・廉価版の製品廃止
恒例とは書いたけど、あれってホントに恒例なのかな、たまたま自分が利用するときに値上げされてたわけじゃないよね、と思ったのでググってみましたが、最後まで入力するまでもありませんでした。これは恒例でやってますな。
記事中のAWSの半額というのは気になりますね。
しょっちゅう値上げしているイメージのOracle社が、しょっちゅう値下げしているイメージのAWSの半額なんですもの。
ちなみにAWSでググってみると、
イメージ通りっちゃイメージ通りでした。
本当にOracleがAWSの半額でサービス提供してくれるならエンジニア側としてはうれしいわけです。ユーザはもっと嬉しいでしょう。
でもね、やっぱり気になるのは、今まで "恒例の" 値上げをしてきた企業のサービスと"恒例の" 値下げをしてきた企業のサービス、どちらを使うかということなんです。
いくらOracleの偉い人が「どーだ安いだろう!AWSの半額だぜ!」と言ったところで何とも信じがたいのですよ。
殆どのユーザが該当しないものすごく限定的な条件があるのではないかとか、これから値上げしていくのではないかとか、ユーザやエンジニアが気づかない方法で巻き上げていくに違いないとか、眉に唾つけて気を引き締めねば!というかそんな疑心暗鬼なら使わなくてよくない?となるんだよなぁ。
製品自体はDBMSでトップクラスなんでしょう、大手のユーザだとほとんどがOracleなんじゃないの、というくらいだし。(最近は大手でも社内システムなんかはMySQLやSQL Serverのとこも増えてきているみたい)
でもやっぱりマユツバで見ていかないといけないなぁと思ったのと同時に、ユーザやエンジニアの信頼を勝ち取ることって凄く重要なことなんだぁと再認識しました。
以上おわり。